オール電化住宅で便利な生活 イメージ先行の危険性

オール電化住宅で便利な生活

オール電化住宅に絡む問題

イメージ先行の危険性

オール電化はとってもクリーンでエコ、環境にもお財布にも優しいわ。オール電化に対するイメージは、上記のような言葉に象徴されるようなものではないでしょうか?もちろん、オール電化住宅で使用する電力を支えている原子力発電所は、発電の際に二酸化炭素をほとんど出しませんのでクリーンです。地球温暖化を防止する、という点では大変大きな貢献をしていると言えます。

ところが、万が一にも事故を起こしたら、一体どうなるでしょうか?原子力発電所の近隣地区は向こう数十年間、一切人が立ち入ることが出来なくなります。農産物にも魚介類にも、大きな被害が出ます。撒き散らされた放射性物質は、あたり一面に飛散し周囲の環境を汚染します。小さな子どもの場合、放射性物質を取り込むと甲状腺ガンを起こす可能性も否定できません。

そんなことが、起きるはずがない、日本の原子力発電所は安全なのです、という電力会社が主張してきた安全神話も、福島県の原子力発電所の事故によりあっけなく信頼性を失いました。その被害を補償するために、一体これからどれ程のお金が必要になるのでしょうか?お財布に優しいオール電化住宅、と言われていますが、今後の動きによっては、電気料金が大幅に引き上げられる可能性もあるのです。

また、発電に使われた核燃料からは放射性廃棄物が生みだされ、いまだに最終処分される場所もありません。原子力発電は、良く出来た発電方法ではありますが、災害が起きると人間が完全にコントロール出来ない技術であり、また一度でも事故が起これば大惨事になる可能性もあります。そこを良く考えて、オール電化を導入してください。もちろんメリットはたくさんありますし、現時点で経済的であることは間違いありません。けれども使用する電力を生み出す原子力発電所の存在は、将来高い代償となって、子供や孫の時代に押し付けられるかもしれないのです。

また裸火を使わないIHクッキングヒーターにも落とし穴があります。火を使わないので安全であることは間違いないのですが、あまりに安全面が強調されすぎて、どんな使い方をしても大丈夫という思い込みやガス器具による調理の仕方を行ってしまうことで、天ぷらの調理中に火災事故が起きています。便利で安全なはずのIHクッキングヒーターも、正しい使い方をしなければ何にもなりません。火を使わない安心感だけに頼らず、機器の取り扱い説明書をよく読み、火災を起こさないようにしましょう。

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