クリーンエネルギーと言われた原子力発電所への信頼が揺らいだ2011年ですが、これから私たちの生活を支えるエネルギーは一体どうあるべきでしょうか?再生可能エネルギーといわれるものがあります。この再生可能エネルギーは主に2種類があり、一つは自然の力を利用した「自然エネルギー」、そして廃棄物を利用する「リサイクルエネルギー」です。
自然エネルギーには、太陽光パネルでもおなじみの太陽光発電や太陽の熱をそのまま利用する太陽熱利用があります。この太陽熱利用は、太陽の熱を集熱器で集めて温水をつくり、それを給湯や床暖房に利用するものです。この太陽熱利用には歴史があり、屋根の上に設置している家庭も見られます。
屋根の上に太陽熱温水器を設置し、昼間の熱で暖めた温水をお風呂に利用する太陽熱利用は、クリーンエネルギーと言われていますが、欠点は、大量の水をいれておくため、屋根が傷みやすいことと、冬は思うように水が温まらないことから、太陽熱温水器とは別に、石油やガス給湯器など他の給湯器を併用しなければならないことです。
またこれらの使い方とは別に、太陽光を直接室内の照明として利用する装置も発売されています。あまり表に出ない技術でしたが、節電意識の高まりにより、太陽光照明も俄然注目されています。屋根に太陽光を取り込む装置を取り付け、反射率の高いチューブで光を室内に導き、散光部を通して部屋の中に太陽光を広げる単純な構造で、晴れた日には人工的な照明を一切使わずに済みます。ただし、夜は使えません。
それから風力発電や雪氷熱利用など、廃棄物や二酸化炭素を排出しない、これこそがクリーン、と言わしめるようなエネルギーが自然エネルギーです。
またリサイクルエネルギーは、廃棄物(ゴミなど)を燃やして、そこから得られる熱を利用して発電を行います。増え続けるゴミ問題も解決しつつ、しっかり電力や熱源として利用できるのが魅力ですが、ゴミを燃やす過程で二酸化炭素が発生するのが欠点です。これら以外にも、次世代のクリーンエネルギーは日々開発されています。将来、地球環境を汚さずに、効率的に電気を生み出す技術が開発されるかもしれません。